Trbの上野です!
「次は君の番だよ」
オペラ指揮者になる目標を掲げ、僕は今、東ヨーロッパ・ハンガリーで生活をしています。
僕がヨーロッパで生活をしようと決心したきっかけは、スロヴェニアの指揮者アントン・ナヌート氏(1932~2017)との出会いでした。
紀尾井ホール室内管弦楽団(旧称:紀尾井シンフォニエッタ東京)の指揮研究員を1年間の期限付きでさせていただく機会を頂戴し、リハーサルを含め、彼のブラームスの交響曲4番を拝聴。終始鳥肌が収まらない感動状態に陥りました。おそらく僕だけでなく、演奏者や観客の皆様も同様に感じられたのではないかと確信しています。
リハーサルの休憩中も、演奏のコツや、リハーサルの進行、そしてブラームスの作品への愛情を、ボロボロになったポケットスコアを見せながら、惜しみなく伝えてくださいました。
コンサートを終え、ナヌート氏の控室へ。そして最後に一言。
「この素晴らしいブラームスの作品を、次の世代に伝えていくことが音楽家の使命だ。そして今度は、君の番だよ。」
「ヨーロッパへ行くしかない」そう思いました。
僕たち演奏家は、過去の偉大な作曲家の書いた作品から恩恵を授かって生活しています。
そして現代を生きる作曲家とともに、次の世代へ音楽を伝えていくことができます。
今を生きている僕たちができることは何か、僕たち音楽家が音楽を通して得た感動体験を、結晶にしたい。私たちが生まれ育った習志野の仲間とともに発信していきたい。
時間という暗闇に、光を刻めるのは音楽であると思います。
出会い、夢、そして空想を思い描きながら、ブログを書かせていただきました。
文:原口 祥司(指揮者)
ブログ開設!
こんにちは。
Narashino Villageの臼井です。一発目の投稿です。
自己紹介
韓国にあるKBS交響楽団でチューバ奏者をしている臼井紀人です。ソウルを中心に演奏活動をしています。東京出身で習志野高校の卒業生です。
Narashino Villageって?
習志野にゆかりのあるメンバーを中心に構成されたグループです。何かイベントが出来ればいいな~と思っていますが、とりあえず今のところの活動内容はメンバーによるブログ発信です。
結成のきっかけ
今ハンガリーで活躍されている指揮者で、習志野高校出身の原口祥司先輩から「中高生が憧れるようなプロの吹奏楽団を作らない?」と連絡を受けた事がきっかけです。
ですが個人的にはそれプラス原口先輩という熱い男がいるというのを知ってもらいたい!という気持ちがあり、あと音楽家のみならず色々な分野の人達の日々の発信をしていったら面白いんじゃないかなと思い、このグループを作りました。
なのでグループ名もボーダーレスな感じにしたかったので「Narashino village」にしました。名前にNarashinoがついていますがメンバーは習志野出身縛りとかそういうのはありません。
どんなメンバーいるの?
音楽家のみならず色々な人がいます。これからブログを発信していきますのでお楽しみに。
最後に
なんだか殺風景なブログになってしまったので最後に最近ソウルで見つけた、いい感じの二郎系ラーメンの写真を載せておきます。それでは!
566ラーメン
Seoul, Mapo-gu, Yeonnam-dong, 566−1 566라멘